玄関を開けて
お兄さんが部屋に入ってくるその瞬間
ななは心の中で、こう思ってます
?
?
?
「ここでは、何も背負わなくていいよ」って?
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日々の中で、
重い荷物をいっぱい抱えて生きてるお兄さまたち
それってすごいことだと思うし、
ななはそんな日常をちゃんと尊敬してます
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でもね、ななはその重さを背中から外してあげる側でいたいの
?
会った瞬間に愚痴を言うような女の子じゃなくて
そっと手を取って
「今日もえらかったね」って微笑むような存在でいたい
?
お部屋の中では
「ねぇ、聞いて聞いて」じゃなくて
「よかったら聞かせて?」ってスタンスでいたいんです?
?
だってこの時間は、お兄さんが選んでくれた癒しのごほうび
空気も、声のトーンも、ぬくもりも
全部やわらかくて、心がじんわりほぐれるようなものだけにしたいの?
?
重たいものは、玄関に置いてきて大丈夫
なながその分、いっぱい気持ちよくしてあげるからね

